大河ドラマをずっとご覧になっていた方はご存知だと思いますが、篤姫は日本で最初にミシンを使った人物だ、という説があります。
日本におけるミシンの最も古い記録は1854年(安政元年)。
ペリーが2度目に来航したときに将軍家に贈った数々の献上品の中に、ウィラー&ウィルソン社のミシン(豪華なキャビネット型)があったそうです。
また、勝海舟率いる幕府使節団が咸臨丸で渡米した際に通訳として同行した中浜万次郎(ジョン万次郎)が現地でミシン(手回し式)とカメラを購入し、土産として持ち帰った(1860年)といわれています。
つまり、贈答記録では1854年、購入記録では1860年が日本最古のミシンということになります。
ドラマのストーリーとしてはともかく、史実としての篤姫が実際に使ったかどうかは、残念ながら厳密には不明です。
献上品の製造元であるウィラー&ウィルソン社(後にシンガー社に吸収)には篤姫の名で返礼の品が贈られたそうですが、将軍家献上品に対する返礼の品を将軍家正室名義で贈るのは当たり前の話ですので。
ただ、「献上品」にされるほどの貴重な品を、開国前の当時の日本で民間レベルで入手することは非常に困難だったと思われますし、献上品の中にミシンが含まれていたということであれば「一番最初に使ったのが篤姫」という説も分かる気がします(ミシンの使い方をどうやって知ったのかは謎ですが…。)
果たして真相はどうであったのか、気になるところです。
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写真は、弊所に飾ってある手回しミシンです(レプリカですが)。
アンティークは専門外ですので、いつ頃のものかが判りませんが、ジョン万次郎のミシンはこんなイメージだったのでしょうか…?
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